フライパンのガス火専用とIH対応

現在、ご家庭で使用されているフライパンは、アルミ素材で表面をフッ素コーティングされているものが一般的です。
マーブルコートやダイヤモンドコート、テフロン(デュポン社の商標)と呼ばれているものもフッ素コーティングの事をさします。

こうした一般的なフライパンには、大きく分けて「ガス火専用」と「IH対応」の2種類があります。

今回は「ガス火専用」と「IH対応」の2種類の違い、選び方について解説します。

ガス火専用のフライパンは、その名の通りガス火(ガスコンロ)だけに対応したフライパンです。
IH対応のフライパンは、IH(電磁調理器)に対応したフライパンで、ガス火でも使用する事ができます。

ガス火専用のフライパンとIH対応のフライパンの違いは、フライパンの底面にあります。

IH対応のフライパンの底面は、電流を通すためにステンレスの板が貼り付けてあったり、鉄粉が吹き付けてあります。

ガス火専用のフライパンは、そのような処理はありませんが、火を効率よくキャッチするために、たくさんの溝が加工されている物が多いです。
ガス火専用の方が加工費用が抑えられるため、価格も若干お安いです。

IH対応のフライパンはガス火でも使えますが、板厚が厚く熱伝導にも時間がかかってしまいます。
その為、ガスコンロで使用する場合は、「ガス火専用」のフライパンを選ぶことがおすすめしています。

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